奇妙なイメージ戦略

公開日: 2015年8月28日金曜日



「タバコは大人の嗜好品」

大多数の人はそう信じて疑いません。
果たして本当にそうでしょうか…?

私には19歳の娘がいるのですが、
娘が小学生の時には教科書に
”タバコの毒性”についての
記述がありました。

※確かアルコールについても
あったと記憶していますが、
これについては記憶が定か
ではありません…

私が小学生の時は、当然そういう
記述はなく、テレビでもタバコの
CMは普通に流れていました。

バイクレースやF1グランプリの
スポンサーも、タバコがほとんどでした。

今現在テレビでは、
タバコのCMは流れていません。

2004年にテレビ、ラジオでのCMが
全面禁止になり、雑誌、新聞への
広告が規制されたからです。

テレビ業界にとっては広告収入が
激減する事態になりましたね。

が、今現在もJTはなぜか奇妙な
”イメージ広告”をだしてます。

「喫煙者のマナーの向上」を
呼び掛けるCMなのですが、あれって
観ていて気持ち悪くないですか?

喫煙者が観ても、
「はっ?ホットイテくれる?」

非喫煙者が観ても、
「タバコにマナー?馬鹿じゃねーの?」

ってなります。

巨額の資金を投入して、誰一人として
共感できないCMを公共の電波を使って
垂れ流しているわけです。

その狙いはイッタイどこにあるのか…?

タバコの毒性やニコチンに依存性が
あることは、今や常識です。

そのことを否定する人は、
ホトンドいないでしょう。

が、タバコの毒性や依存性については、
テレビで放送されることはないです。

理由は、日本たばこ産業(株)が
テレビのスポンサーだからです。

なので、テレビは大々的にタバコの
毒性や病気との関連性を
放送できないでいるのです。

これと同様に、パチンコの依存性も
放送しませんが、背景にはそういった
大人の事情があります。

テレビ業界には数々のタブーがあり、
「菊のタブー」や「鶴のタブー」
などがあるのですが、これはまた
別の機会に話したいと思います。

スポンサー企業はよっぽどのことが
ない限り、テレビで叩かれることは
ないのですが、逆に言えばスポンサー
じゃない企業は叩きやすいということです。

つまり、誰も共感できないCMの
本当の狙いは”ソコ”にあったわけです。

なので、あまりテレビの言うことは
ウノみにしない方がいいです。

あなたには、

「なるだけテレビは観ない方がいい」

と、強くアドバイスします。


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